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ちょっと真面目なお話

ちょっと真面目なお話を。

子犬はもちろん成犬でも「困っている行動」って一つや二つ
ありますよね~。言う事聞かない、吠える、興奮する、反抗する
・・・散歩で引っ張る・・・

でもね全てそうさせている飼い主がいる事を忘れないでください。
そして全てに理由があることも。
そのことにまず気付かないと始まりません。

信頼関係を築くことは基本ですよね~。
その関係は力関係ではなく「信頼関係」なのですから
「いう事を聞け!!」ではないと思うんです。

長くなってしまいそうなので、具体的なお話はまた後日にでも
と思っていますが問題行動の裏側には必ず理由があると
いう事、たとえそれが人間の感覚では信じられなくても
許されることではないとしても、まずはあるんだという事を理解してください。

よくおじさんなんかが「うちの犬はバカ犬で」とか
自分の犬をののしったりしている場面に遭遇したりするけど
あれは本当はバカ犬なんかではなく、バカは飼い主なんです
よね~。犬は被害者かもしれません。

勘違いしないでくださいね、何をしても「○○だから仕方ないのよ」
と理由を付けて正当化することが正しいんじゃないですよ。

人間社会の中で生きていかなければいけない犬達。
だから人間社会のルールを教えていかなくてはいけません。

犬達は犬達の本能や犬社会のルールや・・・これまたあるのも
解りますよね。それをまず理解したうえで「こうして欲しい」
「これが人間社会では正しい行動なの」を教えていくには
根気がいることです。
その根気を持続させるエネルギーはたったひとつ・・・
「愛情」だと私は思っています。

犬達は私たちが思っている以上に私たちの感情や言葉を
感じ取ります。

最後にここにも時々遊びに来てくれるNパパさんのお話をさせて
くださいね。
13歳のマッシュ。その子はある方に飼われていました。
飼い主の都合で飼えなくなり親戚であるNパパさんに
「面倒を見てくれないか」と相談し、Nパパさんはそれを引き受けて
くれました。でもマッシュは腰が立たない状態で元気もないと・・・
13歳と言う年齢も考えNパパさんは急いで迎えに行ってくれました。

ご自分のお休みの日にマッシュを迎えに行き、その時・・・
Nパパもママもマッシュに噛まれてしまいました。
どうもマッシュは抱かれる時に噛んでしまう子とされていたようでした。
以前の飼い主さんはNパパに「こうして抱けば噛まれないのよ」と
ちょっとハードな方法を伝授されたようです。

でもね、この時のNパパの言葉・・・なんだったと思います?
「噛むような元気があって良かった♪」ですよ。
すごく痛かったと思います。なのに・・・

マッシュの13年を知らない私はマッシュの現状から
「痛くて噛んでいたりはしないのか」とまずそれを疑ったのです。
マッシュの病気については現在大学病院まで行って検査を
していてくれる最中ですのでそれは今回は置いておいて・・・

そんな優しさにあふれたNパパ・ママの元にいるマッシュは現在
全く噛んだりしません♪抱かれる事が大好きで100%の信頼を
Nパパ・ママに向けているのでしょうね。

優しい思い、その子を思う愛情・・・は必ず伝わるんですね。

13歳のマッシュに今まで何があったのかは分かりませんが
今は多分1番穏やかな時を過ごせているんだと思います。
顔つきもすごく変わったんですよ~。

「大好き」でいてあげてください。
そして今いけない行動をするようなら「どうしてなんだろう」を
考えてあげてください。
そして諦めないで下さい、決め付けないで下さい。

私自身もそうありたいと皆さんと一緒に頑張りたいと思います(*^▽^*)

by beauty-b | 2008-06-25 00:36